概要と登場人物

【 ビオトープとは 】

バイオトープとも表記し、生物群集の生息空間を示す言葉である。

「周辺地域から明確に区分できる性質を持った生息環境の地理的最小単位」であり、生態系とはこの点で区別される。

つまり、ビオトープ(環境)とその中で生息する生物群集(中身)によって、生態系は構成されていると言うこともできる。

語源はラテン語とギリシア語からの造語で、「bio(いのち)+topos(場所)」である。   (Wikipediaより抜粋)

【 登場人物 】
零 ゼロ
黒尽くめの男。
存在しない存在。観察者。神出鬼没。
「規格外」
何人も彼に触れる事は出来ない。彼からも触れる事は出来ない。
会話は可能。人の体に触れていなければ、物品に触れることも可能。
一ノ瀬 イチノセ
無気力な青年。鬱傾向。死に取り憑かれている。
青ざめた肌に生気の無い目。
「守護天使」
彼に危害を加える者に容赦ない制裁を与える。
炎として具現する。
二階堂 ニカイドウ
解体屋。医師の真似事もしているが、最近はそちらが本業になっている。
独特の言動。死んだ人間と八代以外には興味がないと公言して憚らない。
「触手」
尾状の触手。根元で二つに分かれ、先端に6本の指と針がある。
体内で調合した毒液を打ち込む。用途によっては薬とも成り得る。
三木 ミキ
寡黙な青年。
高い場所を好む。
「虫喰い」
虫を丸ごと飲み込む事で能力を具現する。
あくまで彼のイメージに因るもので、生態に忠実な能力ではない。
四ツ谷 ヨツヤ
ちいさな暴君。
子供ゆえの無邪気さと残酷さを併せ持つ。
「調教」
自らの血を与えた動物を意のままに操る。
彼にとってペットとは優秀な駒であり愛する家族でもある。
五條 ゴジョウ
コンビニ店員。
ギャンブル好きだが慎重で、決して己身を危険に晒さないよう立ちまわる。
「トウビョウ」
壺中の蛇。金気の味を好む。壺の持ち主以外には見えない。
彼はこれをコンビニの食品にランダムに仕込み、客の運試しをして遊んでいる。
六角 ロッカク
元刑事。
赤い着物の連続殺人鬼に人生を奪われた、復讐者。
「銃」
常に携帯しているのは、刑事時代からの愛用品。
七海 ナナミ
掃除屋。
軽薄な男。損得に左右されがちだが、情に厚い。
「掃除用具」
あくまで仕事用具。戦闘には不向き。
八代 ヤシロ
闘いに自己を見出す。
小柄、学生服。
「ゴルフクラブ」
改造した7番アイアン。スポーツ用よりヘッドが重い。
九重 ココノエ
人斬り。女の着物に和傘の風体。
愛と殺意が表裏一体、狂気の男。
「仕込」
番傘に仕込んだ刀。寸は短め。
体ごとぶつけて真正面から斬るのが彼の流儀。
十和 トワ
四ツ谷のお気に入り。
無表情。言葉を持たない。原始的な本能で生きる。
「黒猩々」
己の肉体で戦う。
人間離れした強度と攻撃力を持つ。
* 読むにあたっての諸注意 *
 
連続長編ではないので、いきなり場面が変わったり前後脈絡なく戦闘してたりします。
書きたい所から書くので時系列もバラバラです。
ある程度読んだあたりでようやく関係性が見えてきたらいいですね(希望的観測)